2013.10.16

2013.10.16
 
 

「ボックス、建て替えるらしいですよ。」

 

そんな話を聞いたのはつい先日。いや、建て替えの話はずっと昔からあった。だいたい僕が新入生の頃、当時の4回生が「だいぶ前から噂はあるんだけどな…」とか言ってたから、15年ほど前から話はあったはず。でも、毎年のように建て替えの話は出るものの、いつも大して進展はなかった。

 

今のボックスは古い建物で、大雨が降れば雨漏りがする(というか、屋根が一部なくなっていて、部屋の中から空が覗けたりする)。窓もなくて、常に埃が舞っているような感じがする。夏は暑くて、蚊も多い。当然クーラーなんてない。逆に冬はストーブをつけても寒い。

そんな場所でも僕にとっては大事な場所だった。暇ができるとボックスに向かっていた。そんな時、そこにはたいてい誰かがいた。そして喋ったり、漫画を読んだり、卓を囲んだり…暇の有り余った学生生活の、その暇を恐ろしいくらい吸い取ってくれる場所だった。

 

そんな場所ももうすぐなくなってしまうようだ。今回の建て替えは本気で、既に新しい建物が完成しつつあるらしい。引越しの時期はまだはっきり決まっていないらしいが、今のボックスがなくなってしまうのは、もう時間の問題だろう…

 
 

建て替えの話を思い出して、何だか急に懐かしく切なくなって、仕事の後でボックスに向かった。
火曜の朝、午前0時。一番奥の左の扉は開いていた。そこが、かつて僕がいたところ。

2008.09.24

 

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